中島くんはなぜか私にキスをせがむ(番外編)

「あーごめん。あの頃俺初恋の子の事がまだ忘れられなくて…」



本当に先輩は酷い人ですね



それから…とまた斉藤さんは話し出す



「私は先輩に釣り合うべく自分を磨き、東京の大学を受け、大学デビューを果たし、初彼氏ができた訳です」



でも先月あっさりフラれました



斉藤さんは自分の身の上を話しながら、また泣き出しそうに悲しがっている…



まあ彼氏にフラれた事は同情するけど、人は誰しも両思いにはなれないから仕方ないよ



て…何で俺が慰めてるんだろう?



しかも斉藤さんを抱きしめていると言うこのスタイルで



「先輩。今日はずっと私の愚痴聞いてください」



そもそも、先輩が私を振ったから、私はこうなっているわけです



なぜか斉藤さんに説教される羽目になった俺は、それから夜中の12時を回っても斉藤さんの愚痴を聞く事になった…