中島くんはなぜか私にキスをせがむ(番外編)

えーー⁈



斉藤さんは腑に落ちなそうだ



とりあえず今日は送っていくからもう帰ろう



「本当は…1人になりたくないんです…お願いだから先輩…今日は一緒にいてください」



お願いお願い…



そう懇願されて、俺は仕方なく斉藤さんを自宅まで送って行く事にした



今日は帰るよ 
   


そう俺は言ったけど、家に寄って行ってくださいよーと誘われ、俺は断りきれずに結局斉藤さんのうちの自宅に寄っていく事になった



汚い家ですけどどうぞー



そう案内されてお邪魔してしまった自分に意思の弱さを感じる…



「斉藤さん…本当に直ぐに帰るから…」



そう帰りたそうにしている俺を見て、斉藤さんは「じゃあ…」と言って冷蔵庫から何かを取り出した



「遅いけど、私の誕生日お祝いしてください」



小さいケーキを冷蔵庫から出してきた斉藤さんは悲しそうな瞳でロウソクを立てた



ハッピーバースデーの歌、一緒に歌ってくれませんか?



そう俺に言う斉藤さんは、今にも泣き出しそうなのを堪えて無理に元気に振る舞っている…