中島くんはなぜか私にキスをせがむ(番外編)

夏休みも明けて、大学が始まり、私達はまたサークルでしか会わない毎日になった…



あれから山田くんから連絡がきたけど、私は返せていなかった…



山田くんになんて言われるかが怖いという気持ちがあったけど、私といるのに無神経にも美桜との思い出を口に出す山田くんを許せない気持ちがあった



「佐倉さん」



講義も終わり、サークルもパスして帰ろうとする私を山田くんが呼び止めた



「山田くん…私今山田くんと話したくない」



私は逃げるように顔を逸らした



「お願い、話聞いて」



山田くんは奥手で行動派じゃないはずなのに、今日に限ってはいつもと違って行動的だ