中島くんはなぜか私にキスをせがむ(番外編)

次の日…



季節はジューンブライドなのに梅雨で、ジメジメしてて、シトシト雨なんかも降ってて、全然晴々としない天気なのに…



私の心はなぜかスッキリしていた



カタッと部室のドアを開けると、いつも一番乗りの山田くんは必ず私達を待っていた



「相変わらず早いね。山田くんは」



「何か、性格的に早く来ないと落ち着かなくて…」



単に心配性なんだ…



そう言って山田くんは頭をぽりぽり掻いている



山田くんと私は今2人で、絶好のチャンスだ



私は山田くんに背を向けて、深く深呼吸をした



「山田くん。私山田くんみたいな優しくて真面目な人好きだな」



「今後私の事も真剣に考えてみてください」



山田くんは驚いて頭が真っ白放心状態で立ち尽くしている…