「ドルチェへようこそ、お嬢さん」
エイイチロウの後ろ姿をぼうと見ていたら、いつの間に来ていたのか、すぐ傍で声がした。
視線を移すと、そこには表の看板で見た男、ここのナンバーワンホストだという咲夜がいた。
いかにも、俺様カッコいいだろ?と言わしめるような立ち姿に、私は笑いださないよう、必死にこらえなければならなかった。
いや、写真撮影の時ならともかく、素で自分を両腕で抱きしめ、上目遣いにこっちを見るのは……不自然ですよ?
キョウは何でもないような立ち姿さえサマになってるわよね、と、ついつい心の中で比較してしまう。
「こんばんは、咲夜さん」
名前を知られていたことに気を良くしたのか、断りもなく私の隣に座る。
「はじめまして」
馴れ馴れしく肩に手を回してくる。が、ここで露骨に嫌がるのもどうかと思った私は、諦めて肩を竦めた。
今、絶対、うぶな女の子が慣れないことされて、緊張してる、とか思ったでしょう?
そんな軽い笑いが聞こえて、何となく腹が立つ。
「お嬢さん、お名前は?」
喋り方まで、鳥肌が立ちそうなほどキザなんですけど!こんな一言で、人に鳥肌立てさせる腕前だけは、認めてあげても良いですが。
ああ、今すぐコイツの常連客が来れば良いのにっ。
エイイチロウの後ろ姿をぼうと見ていたら、いつの間に来ていたのか、すぐ傍で声がした。
視線を移すと、そこには表の看板で見た男、ここのナンバーワンホストだという咲夜がいた。
いかにも、俺様カッコいいだろ?と言わしめるような立ち姿に、私は笑いださないよう、必死にこらえなければならなかった。
いや、写真撮影の時ならともかく、素で自分を両腕で抱きしめ、上目遣いにこっちを見るのは……不自然ですよ?
キョウは何でもないような立ち姿さえサマになってるわよね、と、ついつい心の中で比較してしまう。
「こんばんは、咲夜さん」
名前を知られていたことに気を良くしたのか、断りもなく私の隣に座る。
「はじめまして」
馴れ馴れしく肩に手を回してくる。が、ここで露骨に嫌がるのもどうかと思った私は、諦めて肩を竦めた。
今、絶対、うぶな女の子が慣れないことされて、緊張してる、とか思ったでしょう?
そんな軽い笑いが聞こえて、何となく腹が立つ。
「お嬢さん、お名前は?」
喋り方まで、鳥肌が立ちそうなほどキザなんですけど!こんな一言で、人に鳥肌立てさせる腕前だけは、認めてあげても良いですが。
ああ、今すぐコイツの常連客が来れば良いのにっ。


