だって。
私は……。
今まで一度もそれをしたことはなかったけれど。
しょっちゅうそうしてくれる彼を真似て、この舌を下へ下へと這わせていったのだから。
耳から首筋を通って顎へ。鎖骨へ。胸へ。
そして、もっともっと、その下まで。
ナメクジが這った様な唾液の痕が、彼の身体に残っていくことすらも何故だかすごく愛おしくて。
そうすることが、どういうことかなんて。
あまり考えないままに。
胸を舐めたのと同じように、一際熱いそれを舌で舐めた。
聞いたことが無いほど、熱く甘いキョウの吐息が私のずっと上から聞こえてくる。
私が喘いでいるだけでこの人楽しいのかしらと、いつも少しだけ疑問に思っていたのだけれど。
百聞は一見にしかずなのね。
好きな人の喘ぎ声がどれほどの媚薬になるか、私は今まさに知ってしまった。
だから、それをもっともっと耳にしたくて。
口の中へと含んでいく。
「は……ぁ……ユリアっ」
掠れた声が私を呼ぶ。
直後、すごい力でベッドの上の方へと引きずりあげられた。
私の唾液だけで濡れているわけじゃないのに。躊躇わずに口の中を舐めていく。
そんなにしたら、折角覚えたあなたの匂い、忘れちゃうじゃない。
「妬けるね。
ねぇ、ソレ誰に習ったの?」
べたついた私の唇を、ミルクを飲む猫のように舐めてからようやく口を開く。
冗談かと思ったけれど、その瞳がうっすら紅くなっているところを見ると案外本気で私が誰かからソレを教わったのだと思っているのかもしれない。
私は……。
今まで一度もそれをしたことはなかったけれど。
しょっちゅうそうしてくれる彼を真似て、この舌を下へ下へと這わせていったのだから。
耳から首筋を通って顎へ。鎖骨へ。胸へ。
そして、もっともっと、その下まで。
ナメクジが這った様な唾液の痕が、彼の身体に残っていくことすらも何故だかすごく愛おしくて。
そうすることが、どういうことかなんて。
あまり考えないままに。
胸を舐めたのと同じように、一際熱いそれを舌で舐めた。
聞いたことが無いほど、熱く甘いキョウの吐息が私のずっと上から聞こえてくる。
私が喘いでいるだけでこの人楽しいのかしらと、いつも少しだけ疑問に思っていたのだけれど。
百聞は一見にしかずなのね。
好きな人の喘ぎ声がどれほどの媚薬になるか、私は今まさに知ってしまった。
だから、それをもっともっと耳にしたくて。
口の中へと含んでいく。
「は……ぁ……ユリアっ」
掠れた声が私を呼ぶ。
直後、すごい力でベッドの上の方へと引きずりあげられた。
私の唾液だけで濡れているわけじゃないのに。躊躇わずに口の中を舐めていく。
そんなにしたら、折角覚えたあなたの匂い、忘れちゃうじゃない。
「妬けるね。
ねぇ、ソレ誰に習ったの?」
べたついた私の唇を、ミルクを飲む猫のように舐めてからようやく口を開く。
冗談かと思ったけれど、その瞳がうっすら紅くなっているところを見ると案外本気で私が誰かからソレを教わったのだと思っているのかもしれない。


