そうじゃなくって、と。
口にしたいのに。
彼の指先がタータンチェックのスカートのその中を遠慮なくまさぐってくるので、もう、意味のある言葉なんて発することが出来ない。
「くふんっ」
卑猥、以外になんて表現したらいいのか分からない甘い声が自分の唇から溢れてくる。
身体の奥から熱く滴る蜜と同様、自分のものなのにまるで止める事が出来ない。
――なんだか、理不尽。
なんて思った瞬間、齧るようなキスに見舞われた。
キスで窒息死ってニュース、まだ見たことは無いけれど。
明日くらい、ラスベガスの新聞を小さく飾ってくれるかもしれないわ。
なんて、酸素不足の頭はもう、まともに働いてもくれない。
「何も考えずに俺に身を任せれば大丈夫って。
散々実践してるのに、まだ分からないの?」
ユリアは手がかかるなぁ、なんて笑いながらも、その手は作業をやめることを知らない。
久しぶりの睦み事であることなんて忘れ去れるかのように、手早く、私の身体から全ての衣服を取り去っていく。
どうして、私だけがこんなに翻弄されて。
彼は、余裕な顔して喋っていられるのかしら。
悔しくなってきて、この舌を彼の身体に這わせて見せる。
同じくらい甘い声を零してくれればいいのに。
「ユリ……っ」
最初はくすぐったさに笑っていた彼の声に、色気が含まれてくるまでに思ったほどの時間はかからなかった。
口にしたいのに。
彼の指先がタータンチェックのスカートのその中を遠慮なくまさぐってくるので、もう、意味のある言葉なんて発することが出来ない。
「くふんっ」
卑猥、以外になんて表現したらいいのか分からない甘い声が自分の唇から溢れてくる。
身体の奥から熱く滴る蜜と同様、自分のものなのにまるで止める事が出来ない。
――なんだか、理不尽。
なんて思った瞬間、齧るようなキスに見舞われた。
キスで窒息死ってニュース、まだ見たことは無いけれど。
明日くらい、ラスベガスの新聞を小さく飾ってくれるかもしれないわ。
なんて、酸素不足の頭はもう、まともに働いてもくれない。
「何も考えずに俺に身を任せれば大丈夫って。
散々実践してるのに、まだ分からないの?」
ユリアは手がかかるなぁ、なんて笑いながらも、その手は作業をやめることを知らない。
久しぶりの睦み事であることなんて忘れ去れるかのように、手早く、私の身体から全ての衣服を取り去っていく。
どうして、私だけがこんなに翻弄されて。
彼は、余裕な顔して喋っていられるのかしら。
悔しくなってきて、この舌を彼の身体に這わせて見せる。
同じくらい甘い声を零してくれればいいのに。
「ユリ……っ」
最初はくすぐったさに笑っていた彼の声に、色気が含まれてくるまでに思ったほどの時間はかからなかった。


