でも。
結局のところ、私は悪魔の誘惑を断ち切ることなんて出来なくて。
「あ~。ついに10ドルが消えちゃった。
ね、コインに替えてきてもいい?」
なんて。
かれこれ30分以上、いろんなスロットマシーンにコインを入れてはゼロにしていくという不毛な作業を繰り返していた。
でも、これが良くできていてすぐにゼロになっちゃうわけじゃないのよね。
たまに、出るのよ!
そして、それをつぎ込んでいくとまた次第に消えちゃって……。
もう駄目かしら?って思うと、また、手持ちのお金は10ドルに戻っちゃってて。
「ユリア。
そんなんじゃここだけで終わっちゃうよ。
他のところも見に行かない?」
「行くっ!」
本来なら一つのホテルの端から端まで歩くだけで15分くらいかかっちゃうような、馬鹿でかい街なんだけど。
そこは、ほら。
ズルして魔王様の力で瞬間移動を繰り返しちゃうわけ。
もう、それぞれのホテルに違ったテーマがあって。
いちいちそのテーマに沿った造りになってるのよ。
もう、ホテルの中にニューヨークの夜景が広がっていたり、ベネチアの運河が張り巡らされていて船が通っていたり、はたまたおとぎの国になっていたり。
それはもう、それぞれのホテルの中を見るだけでも飽きることなんてないくらい。
結局のところ、私は悪魔の誘惑を断ち切ることなんて出来なくて。
「あ~。ついに10ドルが消えちゃった。
ね、コインに替えてきてもいい?」
なんて。
かれこれ30分以上、いろんなスロットマシーンにコインを入れてはゼロにしていくという不毛な作業を繰り返していた。
でも、これが良くできていてすぐにゼロになっちゃうわけじゃないのよね。
たまに、出るのよ!
そして、それをつぎ込んでいくとまた次第に消えちゃって……。
もう駄目かしら?って思うと、また、手持ちのお金は10ドルに戻っちゃってて。
「ユリア。
そんなんじゃここだけで終わっちゃうよ。
他のところも見に行かない?」
「行くっ!」
本来なら一つのホテルの端から端まで歩くだけで15分くらいかかっちゃうような、馬鹿でかい街なんだけど。
そこは、ほら。
ズルして魔王様の力で瞬間移動を繰り返しちゃうわけ。
もう、それぞれのホテルに違ったテーマがあって。
いちいちそのテーマに沿った造りになってるのよ。
もう、ホテルの中にニューヨークの夜景が広がっていたり、ベネチアの運河が張り巡らされていて船が通っていたり、はたまたおとぎの国になっていたり。
それはもう、それぞれのホテルの中を見るだけでも飽きることなんてないくらい。


