「いつか別れる日が来たら、キョウは私の記憶、消しちゃうの?」
考えただけで怖くて。
想像しただけで涙が溢れる。
キョウは困った顔で私を見た。
強引に手を伸ばして、狭い浴槽の中で、私の身体を彼の膝の上へと抱き上げる。
「別れる日なんて来ないよ。
ユリアがそれを望まない限り、俺はずっと傍に居る」
「でもっ」
「記憶を消すなと言われれば、絶対に記憶は消さない」
「だけどっ……出来るんでしょう?」
ある日突然、全てが空白になるかもしれないなんて。
耐えられない。
「出来る。でも、しない。
約束する」
だから泣かないで、と。
言わんばかりにキョウがぎゅうと私の身体を抱きしめた。
「でも、私がおばあちゃんになっても、キョウは今の姿のままなんでしょう?」
すう、と。
キョウの表情が曇った。
「どうして今すぐそんな先のことを考える?」
考えただけで怖くて。
想像しただけで涙が溢れる。
キョウは困った顔で私を見た。
強引に手を伸ばして、狭い浴槽の中で、私の身体を彼の膝の上へと抱き上げる。
「別れる日なんて来ないよ。
ユリアがそれを望まない限り、俺はずっと傍に居る」
「でもっ」
「記憶を消すなと言われれば、絶対に記憶は消さない」
「だけどっ……出来るんでしょう?」
ある日突然、全てが空白になるかもしれないなんて。
耐えられない。
「出来る。でも、しない。
約束する」
だから泣かないで、と。
言わんばかりにキョウがぎゅうと私の身体を抱きしめた。
「でも、私がおばあちゃんになっても、キョウは今の姿のままなんでしょう?」
すう、と。
キョウの表情が曇った。
「どうして今すぐそんな先のことを考える?」


