静まり返った部屋に、綾香の嗚咽だけが響いている。
「ねぇ、キョウ?
助けてあげて」
私はデスクに行儀悪く座って、テレビ番組の始まりをわくわくと待っている子供のような顔をしているキョウに、もう一度声を掛ける。
「イヤ」
キョウは冷たく言い放った。
そうして、まるで映画監督にでもなったかのように男たちに声を掛けた。
どう見ても、二人の男は既に萎えていた。
が、そんなことを気にするキョウではない。
「早く続けて?
二人掛かりなんだから、もうちょっと上手くさ。
女の子が声が掠れるほどヨガって、もうイけないってとこまでイかせてみなよ」
……煽ってどうする!
私は思わず頭を抱える。
そんな私をキョウは優雅な仕草で抱き寄せ、耳元で甘く囁く。
「ユリアはそういうのが好きだよね?」
……知るかっ!!
ああ、これがゲームなら、神様!
どこかまで遡って、リセットボタンを押させてください!今すぐに。
「ねぇ、キョウ?
助けてあげて」
私はデスクに行儀悪く座って、テレビ番組の始まりをわくわくと待っている子供のような顔をしているキョウに、もう一度声を掛ける。
「イヤ」
キョウは冷たく言い放った。
そうして、まるで映画監督にでもなったかのように男たちに声を掛けた。
どう見ても、二人の男は既に萎えていた。
が、そんなことを気にするキョウではない。
「早く続けて?
二人掛かりなんだから、もうちょっと上手くさ。
女の子が声が掠れるほどヨガって、もうイけないってとこまでイかせてみなよ」
……煽ってどうする!
私は思わず頭を抱える。
そんな私をキョウは優雅な仕草で抱き寄せ、耳元で甘く囁く。
「ユリアはそういうのが好きだよね?」
……知るかっ!!
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