「ふぅ」

私はカレンダーを捲りながらため息をつく。
とうとう、最後の1枚になってしまった。

実家から持ってきたどこぞの旅行会社がくれたカレンダーの最後のページは、ベルギーはブリュッセルのグラン-プラスとか言うところの、それはそれは綺麗な写真で彩られていた。

ゴールドでライトアップされた、美しい夜景。

日本みたいにキラキラと白や緑、赤や青でカラフルに商店街を演出するのも綺麗だけどさ、こういうヨーロッパの風景ってなんていうか大人な感じでこれまたオツなのよね。

そんなことを真面目に考えてみる、11月30日午後11時過ぎ。


さぁ、明日は月曜日だ。
私は真面目な高校生。
そろそろ寝なきゃ……。

と、平和な気分でこの週末を過ごした私がそう決意した瞬間。