その後の言葉を言ってよ。


「わからないな〜????」


甘えるように、海斗の抱きしめる力をさらに強くした。


「………一回だけだからな。」


「うん。」



海斗は私の耳に口元を近づけて囁いた。
















「…………お前が好きなんだってば。」




















「ふふっ」



お顔が真っ赤な海斗にいつものように言った。



「朝ごはんにサンドイッチ作ってきたんだ。」



「おい、余韻を残せや。」



ちょっぴり怒り気味の海斗に顔を向ける。


海斗の後ろには快晴の空が広がっていた。



















END