ポンっと肩を叩く東くんに雨宮くんは睨みつける。 「とりあえずお前は頑張れよ」 「へ?」 雨宮くんは静かに東くんの手を肩から外す。 「俺はお前を応援してるんだから」 「YES!!」 すぐに東くんの目が輝く。 「じゃあな、すずめ」 雨宮くんが私に目を向ける。 私は彼の目を見てこくりとうなずいた。 また… いつか会おうね。