休み時間。 「テストどぉーだった??」 季さんはいつもの笑顔で聞く。 「空欄・・・・ゼロです・・・。」 「うーしっ、よくやったw 俺もだけどなww」 ヘラヘラと楽しそうに私の頭を撫でる。 「本当かよっ。」 後ろで呆れるように陸君が笑う。 「あっ、あとで定規買ってあげるね!」 「ホント!?Thank you!」 ・・・・・。 さっきの東君の言葉・・・ カッコ良かったなぁ・・・ 「おぃっ大丈夫か?」 ドキッ 「はっ・・・はいっ!!」 陸君にかがんで顔を見られたので 心臓がドキッとした。