後ろからポンと肩を叩かれる。





「さぁ~くらっ。採寸手伝って!!」


季さんの可愛らしい笑顔。






「うっ・・・うん・・・・・。」





″友達を大切に″






私も・・・






季さんたちと





友達になりたいなぁ・・・
















季さんはさっきから時計をちらちら見ている。




どうしたんだろう??





すると、急に時計から先生に目を移した。






「先生、もぅそろそろエリファトムのほうへ行ってもいいですか?」



女の先生は時計をチェックする。


「あら、もぅ半分経ったわね。いいわよ。」



季さん・・・行っちゃうんだぁ・・・。



そして、季さんは後ろに居る私を指差した。




「あと、この子も。」



え・・・!?