「おぃ・・・」
ビクッ
「いちいちビクつくなよ。・・・って、俺のせいかもな。」
私は首を振った。
陸君は恥ずかしそうに笑いをした。
そして、少し経ってから笑顔が消え、
真剣な顔になった。
「なぁ、朝から気になってたんだか、
どうしてそんな消極的なんだ?」
それは・・・
「それ・・は・・・・性格・・・・・です・・。」
「俺にはそう見えないんだが・・・。」
「そうなんですっ・・・!!!」
私はつい怒鳴ってしまった。
「なんでそんな肯定する・・・??」
陸君の声は落ち着いていた。
「・・・・・。」
私は下を向いて黙った。



