「せんせぇ~」
教卓の近くの近くに座っている男子が
小さく手を上げた。
「あの人達を放っておいていいんですか??
いくら成績が他の人より良いからって
一応、生徒ですよ??
しかも、学級委員と生徒会長も居るし・・・。」
先生は冷や汗をかいて、言葉を濁していた。
「へぇ~、ずっとそう思ってたんダァ~ww」
「そぉ~なのぉ~??アタシちょっとショックゥ~」
そして、二人の後に続いて、
陸君はバタンと本を閉じて立ち上がり、
「俺たちのやり方が気に食わないとはなぁ。」
と、ため息をつき、ギロッと男子生徒を睨んだ。
「だったら、俺達を・・・



