東は“またあとで”と俺に背を向けた。 いったい何を話そうとしていたんだ…? まぁ、俺はそれどころではない。 「今回は皆、頑張ったようだ。 最上級生としての良いスタートを切れるな」 担任は含み笑いをする。 面白い結果だろうがどうだろうかはどうでもいい。 俺は常に首席なのだから。 俺だけの1位だ。 「―――季!」 !? 「えっ!?はい!!」 一番最初に呼ばれたのは季だった。