「そっかぁ、陸って不良だったのかぁ~。 なぁ~んか全くそんな感じしないよねぇ~」 そんなつもりはないと思うが上手くフォローしたのは季だった。 「あれ?季も陸と仲良いの?」 「だって幼なじみだもーん♪」 “幼なじみ”と東は俺を見て呟く。 悪かったな、“幼なじみ”という言葉が似合わなくて。 しかし東は俺に笑いかけた。 「うしっ!!決めた!! この3人で…」 その言葉をかき消すように 担任が大きな声で“今からテストを返す”と 俺たち生徒に告げた。