エリート小学生エリファトム!!




焦る頃にはこいつは


死人のように固まっていた。



「助けを…」




殴ることしか脳がない俺には


何もできなかった。



ただ夜道をぶらぶらと歩き


赤ん坊のように泣きじゃくることしかできなかった。




月に照らされた道を頼りに…。



今思うと、とても恥ずかしいが


この出来事がなければ



俺はどうなっていたか想像がつかない…。