先生の発言に寒いそよ風が通った。 「ごっごめんなさい…!!」 私が迷惑かけちゃって…。 「い~や、マジで気にしなくていいから。 それより聞きた事あるんだよね」 っと隅の椅子に連れて行かれる。 「アズのこと…好き?」 聞かれると予想していたこと だけど上手く答えることは出来ない。 「まだよく…わからない…」 彼の気持ち…それは知っているのに…。 「そっか」 っとため息のように彼女は発する。 「あたしは好きなんだ。 アズのこと。 知ってると思うけど…」