羽山さんの家は、駅からさらに15分くらいの場所だった。
思ったより積もった雪…
交通渋滞もすごい…
そして
やっと羽山さんの家のマンションに…!
羽山さんについて行って、玄関に入ったら、羽山さんの世界がそこに…!!
思ったより相当シンプルな空間だった。
必要最低限のものだけというか。
家のぬいぐるみ天国と大違いだ…。
「座っていいよ」
私はソファに座った。
緊張する…!!
流れで家に来ちゃった。
でもそれも期待してたのは事実…。
ふと見たら、ゲーム機とエタクエのパッケージを見つけた。
「羽山さん!!ハヤテ操作したいです!!」
何としてもこれだけはしたかった。
羽山さんはゲームを立ち上げてくれた。
画面いっぱいに広がるエタクエの私達の家と…
「ハヤテだーーー!!!」
泣きそうな程嬉しかった。
「ハヤテ好きだよ〜」
画面に向かってハヤテに愛を伝えた。
「俺達、不思議な関係だな、本当に…」
羽山さんが温かい紅茶をくれた。
それを飲みながら、気の済むまでハヤテで遊んだ。
でも…
「雪が全然止みませんね…」
テレビを見たら、交通網が完全に麻痺していた。
「もう泊まっていけよ」
「え?」
泊まる…
それはつまり、朝まで一緒ってこと?
それはちょっとまだ心の準備が…!
「えーと、ちょっと緊張するんで、それはまた次の機会にします…」
その時、隣に羽山さんが座った。
「じゃあどうやって帰るんだよ」
えーと…
「歩いて帰ります…」
羽山さんが深くため息をついて俯いていた。
「そんなに嫌なら、何もしないから」
羽山さんが落ち込んでるのを見て申し訳なくなってきて…
「泊まります。羽山さんともっと一緒にいたいです」
一緒にいたいのは本当なんだ。
ただ、羽山さんと一線を超えてしまうかもしれないのが少し怖かったというか。
「すみません…嫌という訳ではなくて、そこまで踏み込んだら、もう戻れない気がして。」
その時羽山さんの手が私の手に触れた。
真剣な眼差しから目を逸せなかった。
「俺はもう戻れないよ」
優しく私を抱きしめてくれた。
知らなかった頃にはもう戻れない。
知ってしまったら、もっと知りたくなってしまう。
羽山さんと離れたくない。
悲しませたくない。
私は羽山さんにキスをした。
それは、私からの答えだった。
そのまま私は、羽山さんの温もりの中に溶けていった。
◇ ◇ ◇
朝、早く目が覚めて、窓の外を見たら、雪は止んでいた。
ベッドを見ると、羽山さんがすやすや寝ている。
私が見た事ない顔。
まじまじと眺めて幸せに浸ってから、こっそりゲームを起動して、またハヤテを操作しようとした。
「何やってるんだよ…」
羽山さんが起きてしまった。
そのまままたベッドの中に引き戻されて、羽山さんの腕の中に格納されてしまった。
とうとう羽山さんと一線を超えてしまい…
そしたら、何故か心の距離が近くなったような…
そんな気がする。
「もう帰るの?」
羽山さんの低く甘い囁きが脳に響く。
「いえ…まだここにいようかと…」
額にキスをされた。
そのまま二人で戯れながら、二人の時間を堪能していた。
この後二人を揺さぶる暗雲がくるとも知らず──
思ったより積もった雪…
交通渋滞もすごい…
そして
やっと羽山さんの家のマンションに…!
羽山さんについて行って、玄関に入ったら、羽山さんの世界がそこに…!!
思ったより相当シンプルな空間だった。
必要最低限のものだけというか。
家のぬいぐるみ天国と大違いだ…。
「座っていいよ」
私はソファに座った。
緊張する…!!
流れで家に来ちゃった。
でもそれも期待してたのは事実…。
ふと見たら、ゲーム機とエタクエのパッケージを見つけた。
「羽山さん!!ハヤテ操作したいです!!」
何としてもこれだけはしたかった。
羽山さんはゲームを立ち上げてくれた。
画面いっぱいに広がるエタクエの私達の家と…
「ハヤテだーーー!!!」
泣きそうな程嬉しかった。
「ハヤテ好きだよ〜」
画面に向かってハヤテに愛を伝えた。
「俺達、不思議な関係だな、本当に…」
羽山さんが温かい紅茶をくれた。
それを飲みながら、気の済むまでハヤテで遊んだ。
でも…
「雪が全然止みませんね…」
テレビを見たら、交通網が完全に麻痺していた。
「もう泊まっていけよ」
「え?」
泊まる…
それはつまり、朝まで一緒ってこと?
それはちょっとまだ心の準備が…!
「えーと、ちょっと緊張するんで、それはまた次の機会にします…」
その時、隣に羽山さんが座った。
「じゃあどうやって帰るんだよ」
えーと…
「歩いて帰ります…」
羽山さんが深くため息をついて俯いていた。
「そんなに嫌なら、何もしないから」
羽山さんが落ち込んでるのを見て申し訳なくなってきて…
「泊まります。羽山さんともっと一緒にいたいです」
一緒にいたいのは本当なんだ。
ただ、羽山さんと一線を超えてしまうかもしれないのが少し怖かったというか。
「すみません…嫌という訳ではなくて、そこまで踏み込んだら、もう戻れない気がして。」
その時羽山さんの手が私の手に触れた。
真剣な眼差しから目を逸せなかった。
「俺はもう戻れないよ」
優しく私を抱きしめてくれた。
知らなかった頃にはもう戻れない。
知ってしまったら、もっと知りたくなってしまう。
羽山さんと離れたくない。
悲しませたくない。
私は羽山さんにキスをした。
それは、私からの答えだった。
そのまま私は、羽山さんの温もりの中に溶けていった。
◇ ◇ ◇
朝、早く目が覚めて、窓の外を見たら、雪は止んでいた。
ベッドを見ると、羽山さんがすやすや寝ている。
私が見た事ない顔。
まじまじと眺めて幸せに浸ってから、こっそりゲームを起動して、またハヤテを操作しようとした。
「何やってるんだよ…」
羽山さんが起きてしまった。
そのまままたベッドの中に引き戻されて、羽山さんの腕の中に格納されてしまった。
とうとう羽山さんと一線を超えてしまい…
そしたら、何故か心の距離が近くなったような…
そんな気がする。
「もう帰るの?」
羽山さんの低く甘い囁きが脳に響く。
「いえ…まだここにいようかと…」
額にキスをされた。
そのまま二人で戯れながら、二人の時間を堪能していた。
この後二人を揺さぶる暗雲がくるとも知らず──



