次の日の昼休み。
また屋上に私達はいた。
やや人目につかない場所を選んで…
昨日はゲームで会えなかったけど…電話で話せた。
だから寂しくはなかった。
羽山さんは真剣な顔をしている。
「俺達…ちょっと関係が複雑だから…ちゃんとはっきりさせてなかったけど…」
羽山さんは少し深呼吸した。
「俺は天川が…好きで…"あまる"も大切で…。だから、こっちでも、あっちでも、俺の恋人でいて欲しい」
羽山さんの…恋人…
恋人!?
「リアルではまともに会えないかもしれないけど…」
う、嬉しい…
「私も羽山さんも"ハヤテ"も好きです…」
こんな事になるなんて、ゲームを始めた時は想像もしてなかった。
ただ、ゲームがやりたくて、他のプレーヤーと遊ぶ事とかもあまり考えてなかった。
あの時ハヤテに出会って、一緒に旅をして、
羽山さんが"ハヤテ"で、私が"あまる"だとお互いわかって、そのまま2人で旅を続けて…
会えない間に羽山さんが好きだと気づいた。
ゲームでは一緒の家に住んで、でもリアルではあまりまともに会う事も会話もできないけれど…
「不束者ですが、これからも宜しくお願いします…」
こういう形であっても、私は幸せだ。
「あの…なんで羽山さんは私を好きになったんですか…?」
羽山さんは少し言うのを躊躇っている感じがした。
「俺、前から天川の事気になってた」
え…?
「そんなの全く気が付かなかったですよ!!」
でも…よく考えたら、羽山さんは私が困ってる時、助けてくれた。
何度も…
「じゃあ、天川は俺のどこが好きなの?」
えーと…
「ずっと、ゲーム始めた時から、優しかったです。そして、そうじゃない羽山さんも」
私を優しく支えてくれてた。
「俺は…天川を見てると安心する。それは"あまる"にも感じてた」
安心…自分ではよくわからなかった。
「あ、ずっと思ってた事があるんです…」
ずっと疑問だった…
「羽山さん…ハヤテって、結構積極的ですよね…?色々…あれはなんでですか?」
羽山さんは恥ずかしそうだった。
「なんか…ゲームだと…距離感バグるんだよ」
不思議だ…
たぶん、あまるとハヤテの方が、恋人としては…進んでいるのかもしれない。
あまり感情を出さない羽山さんと、感情をはっきり出すハヤテ。
両方が同じ人間…キャラなのか…。
「あ!羽山と天川さんがイチャついている!!」
後ろから鈴木さんの声が…
やばい…見られた!
「だから違う」
羽山さんは元のポーカーフェイスに戻った。
「でも二人、距離近くない?雰囲気とか」
鈴木さんはニヤニヤしてる。
鈴木さん…なんか気づいてる?
「あ、天川さん、俺ともフレンドになってよ!困ってるんでしょ色々?一緒に助け合おうよ〜」
その時羽山さんの目が少しピクッと動いた。
羽山さんが何て鈴木さんに言って誤魔化したかはわからないけど、あまり関わりたくないから
「今はもう大丈夫です」
適当に答えた。
鈴木さんはその後適当に話して去って行った。
「油断できないな…」
「はい…でもあれ…勘付いてますよね…」
羽山さんはじっと考えていた。
「やっぱり、会社では特に気をつけないとな…誰がどこでいつ見てるかわからない」
恋人になれた事は嬉しかったけど…
堂々と付き合えない。
それでも私は、羽山さんと実った関係を大事にしたかった。
また屋上に私達はいた。
やや人目につかない場所を選んで…
昨日はゲームで会えなかったけど…電話で話せた。
だから寂しくはなかった。
羽山さんは真剣な顔をしている。
「俺達…ちょっと関係が複雑だから…ちゃんとはっきりさせてなかったけど…」
羽山さんは少し深呼吸した。
「俺は天川が…好きで…"あまる"も大切で…。だから、こっちでも、あっちでも、俺の恋人でいて欲しい」
羽山さんの…恋人…
恋人!?
「リアルではまともに会えないかもしれないけど…」
う、嬉しい…
「私も羽山さんも"ハヤテ"も好きです…」
こんな事になるなんて、ゲームを始めた時は想像もしてなかった。
ただ、ゲームがやりたくて、他のプレーヤーと遊ぶ事とかもあまり考えてなかった。
あの時ハヤテに出会って、一緒に旅をして、
羽山さんが"ハヤテ"で、私が"あまる"だとお互いわかって、そのまま2人で旅を続けて…
会えない間に羽山さんが好きだと気づいた。
ゲームでは一緒の家に住んで、でもリアルではあまりまともに会う事も会話もできないけれど…
「不束者ですが、これからも宜しくお願いします…」
こういう形であっても、私は幸せだ。
「あの…なんで羽山さんは私を好きになったんですか…?」
羽山さんは少し言うのを躊躇っている感じがした。
「俺、前から天川の事気になってた」
え…?
「そんなの全く気が付かなかったですよ!!」
でも…よく考えたら、羽山さんは私が困ってる時、助けてくれた。
何度も…
「じゃあ、天川は俺のどこが好きなの?」
えーと…
「ずっと、ゲーム始めた時から、優しかったです。そして、そうじゃない羽山さんも」
私を優しく支えてくれてた。
「俺は…天川を見てると安心する。それは"あまる"にも感じてた」
安心…自分ではよくわからなかった。
「あ、ずっと思ってた事があるんです…」
ずっと疑問だった…
「羽山さん…ハヤテって、結構積極的ですよね…?色々…あれはなんでですか?」
羽山さんは恥ずかしそうだった。
「なんか…ゲームだと…距離感バグるんだよ」
不思議だ…
たぶん、あまるとハヤテの方が、恋人としては…進んでいるのかもしれない。
あまり感情を出さない羽山さんと、感情をはっきり出すハヤテ。
両方が同じ人間…キャラなのか…。
「あ!羽山と天川さんがイチャついている!!」
後ろから鈴木さんの声が…
やばい…見られた!
「だから違う」
羽山さんは元のポーカーフェイスに戻った。
「でも二人、距離近くない?雰囲気とか」
鈴木さんはニヤニヤしてる。
鈴木さん…なんか気づいてる?
「あ、天川さん、俺ともフレンドになってよ!困ってるんでしょ色々?一緒に助け合おうよ〜」
その時羽山さんの目が少しピクッと動いた。
羽山さんが何て鈴木さんに言って誤魔化したかはわからないけど、あまり関わりたくないから
「今はもう大丈夫です」
適当に答えた。
鈴木さんはその後適当に話して去って行った。
「油断できないな…」
「はい…でもあれ…勘付いてますよね…」
羽山さんはじっと考えていた。
「やっぱり、会社では特に気をつけないとな…誰がどこでいつ見てるかわからない」
恋人になれた事は嬉しかったけど…
堂々と付き合えない。
それでも私は、羽山さんと実った関係を大事にしたかった。



