御影の王

一体どういう権力が背後にあるのか。

争奪戦をしている間は、どのような凄惨な結末になろうとも、法に触れる事はない。

例え抜き身の刃を握って御影市内を徘徊していたとしても、争奪戦の期間中は警察も手出しできない。

招待状を受け取った者達がこの街で遭遇した瞬間から戦いは始まる。

生き残る為ならば手段は問わず。

どんな手を使ってでも、生き延びた者が勝者。

そして全ての参加者が倒れ、たった一人のみが勝ち残った時、どこからかまた通知が届く。

最後に勝ち残った者。

それがこの時代最強の武芸者。

その者には『御影の王』の称号が与えられ、生涯その名を語り継がれる事となる。