キス魔なカレシ。

 修学旅行も無事に終わり、私は何時もの日常を過ごしていた。

 今日も、教室で郁弥くんとキスをする。

 「んっ…ぅん」
 「ん」

 何だか、最近キスをする回数が多い気がする。

 その事を、聞いてみる。

 「だって、修学旅行中は中々二人きりになれなくて、キス出来なかったから、今、可憐ちゃんを補給してるだ〜」
 「そうなんだ…」

 〝私もキスが出来なくて寂しいかった〟なんて口が裂けても言えない。

 「そう言えば、今日転校生がこのクラスに来るんだって」
 「転校生…?」
 「うん。さっき、先生たちが話してるの聞いちゃたんだよね」

 転校生か…。

 仲良くなれたら良いけど…。