キス魔なカレシ。

 修学旅行最終日。

 私たちが、外を歩いている。

 すると、すれ違った男の人のポッケからハンカチが落ちてしまうのが見えた。

 ハンカチを拾い、追いかけて声を掛ける。

 「あの!ハンカチ落としましたよ!」

 すると、男の人は後ろを振り返る。

 「あぁ。ありがとう」
 「はい。それじゃあ」

 ハンカチを渡すと、皆の所に戻る。

 「可憐って優しいよね〜」
 「そうかな?」

 なんて、話しながら目的地に急ぐ。

 そして、私は気づかなかった。

 後ろの彼が怪しい笑みを浮かべている事に…。

 「可憐か…クスッ」