キス魔なカレシ。

 それからは、いつも通りの学校生活を送っていた。

 いや、一つだけいつも通りじゃない事がある。

 郁弥くんが、キスをしてこなくなった。

 隙あらば、キスしてこようとするのに。

 胸がモヤモヤして、気持ち悪い。

 私とキスするの嫌になったなのかなぁ…。

 いやいや、今までのキスする関係が可笑しかったんだ。

 これからは、普通の関係に戻ろう。

 私は、教室に入りながらそう思った時だった。

 教室て、郁弥くんが隣のクラスの女子とキスをしていた。

 「えっ?」

 私は、唖然と立ち尽くす。

 「か、可憐ちゃん!?これは…」
 「ーーっ」

 私は、郁弥くんの言葉を無視して、教室から飛び出した。