キス魔なカレシ。

郁弥くんは、そう言って居なくなってしまった。

「何だったの…?」

キスをされた頬が熱い。

私は、頬を手のひらで抑えなが、呟く。

『次は、仮装リレーです。参加する生徒は、集合してください』

放送がなり、ハッとなる。

「急いで、行かないと…!」

そうして、更衣室を後にするのだった。