キス魔なカレシ。

 「はい。出来たよ」
 「う、うん。ありがとう」
 「それじゃ、帰ろっか送って行くよ」

 郁弥くんは、リップクリームを返しながら言う。

 「別に一人で帰れるよ?」
 「だーめ。もう、暗くて遅いし何かあったら大変だからね。可憐ちゃん、可愛いし」

 か、可愛い!?

 うわぁ…。可愛いって言われちゃた!?

 「また、顔赤いよ?」

 郁弥くんのせいですけど!?