キス魔なカレシ。

 やっぱり、名門の大学だから、授業はレベルの高い。

 お昼になって、郁弥くんと大学の食堂で食事をしながら、今日の授業について、沢山話した。

 「そっか、よく頑張ったね」
 「大変だったよ〜」

 郁弥くんは、頭を撫でて慰めてくれる。

 その事に、キュンとしてしまった。

 「郁弥くんは、どうだった?」
 「うーん。初日だし普通かな?授業中も可憐ちゃんの事を考えてたよ」
 「は、恥ずかしよ…」

 郁弥くんの頭の中には、私の事ばっかり考えてるの…!?

 まぁ、私も同じような感じだけど…。

 ストレートに言われると、恥ずかしい。