キス魔なカレシ。

 「えぇ!?大学生になったら、結婚!?」
 「ちょっと、声が大きいよ!」

 私は、凛に結婚の事を相談していた。

 「大学生のうちに結婚って、珍しいよね?分かんないけど」
 「そうだよね…。でも、承諾しちゃった」
 「そうなんだ〜。結婚式には呼んでね?絶対に行くから」
 「うん。その時は友達としてスピーチしてくれる?」
 「良いよ〜」

 それにしても、本気で大学生になったら結婚するのかな…?

 いや、するかも。

 郁弥くんは、この手の嘘を言ったりしない。

 でも、初カレで結婚かぁ〜。

 なんか、ロマンチックだなぁ〜。

 「二人とも、何話してたの?」

 先生に呼ばれていた郁弥くんが帰ってきた。

 「あのね、結婚のことだよ」
 「あぁ〜。凛ちゃんは、結婚式に来てくれる?」
 「行くけど、本気なんだ〜?」
 「もちろん。早く結婚したいよ」

 恥ずかしげもなく、言ってしまうのが凄い。

 「可憐ちゃんのことは、いつでも本気だからね」
 「良いなぁ〜。私もカレシ欲しいかも」
 「凛ちゃんなら、すぐにでも出来ると思うよ」
 「確かにね、凛。気になっている人いないの?」
 「いないかなぁ〜。二人みたいな、恋がしてみたいよ」

 凛は、私たちを見て羨ましそうに言うけれど、凛は凄く可愛いからすぐにでも、カレシが出来ると思う。

 もし、好きな人が出来たら、応援したい。

 だって、一番の友達だから。