可憐ちゃんと初めて過ごすクリスマス・イブがやってきた。

 デートプランは一ヶ月前から、計画をしていて抜かりはない。

 当日、可憐ちゃんを迎えに行くといつも以上に可愛い可憐ちゃんがいて、僕は早くもドキドキしてしまった。

 デートをしていると、可憐ちゃんが楽しさうにしてくれていたから、頑張って計画したかいがある。

 夕食は、そこそこ高いお店を選んだ。

 雰囲気も良くて、食事も美味しいレストランだ。

 家族で、何回か来たことがあってお気に入りの店でもある。

 そして、プレゼント交換、

 僕が渡したのは、バートのネックレスだった。

 ちょっと、ベタかなとも思ったけど可憐ちゃんに似合うと思ったから、これにした。

 可憐ちゃんからは、手編みのマフラーをくれた。

 一生懸命作ってくれたのかと思うと、可憐ちゃんの事が愛しくて仕方がない。

 食事も美味しいと言ってくれた。

 本当に可憐ちゃんは、可愛いなぁ…。

 外に出ると、雪が降ってきてそれを見つめる可憐ちゃんが綺麗だった。

 可憐ちゃんは、僕に「大好き」って言ってくれた。

 流石の僕も顔を赤くしてしまい、恥ずかしかった。