キス魔なカレシ。

 「あのね、郁弥くんにおまかせしても良い?」
 「分かった。じゃ、僕のおすすめを頼むね」

 郁弥くんは、店員さんを呼ぶと慣れたように注文をする。

 郁弥くんって、凄いなぁ…。

 「そうだ。クリスマスプレゼントがあるんだけど…」
 「本当!?僕も用意したんだ」

 そう言って、取り出したのはこれまた、ブランドの紙袋だった。

 郁弥くんは、紙袋から箱を取り出して私に渡し「開けてみて?」と言われたので、開けると中に入っていのは綺麗なハート形のネックレスだった。