キス魔なカレシ。

 「そろそろ、夕飯を食べようか。レストランを予約してるんだ」
 「わざわざ、予約してくれたの?」
 「可憐ちゃんな為だもん。これぐらい当然だよ」

 そうして、連れて来られたのは高級そうなレストランだった。

 「絶対、ここ高いよね?私、あんまり手持ちがないよ…」

 私は、自分の財布に入っているお金を思い出す。

 「僕が全部払うに決まってるでしょ?さぁ、どれが食べたい?」

 せっかくだから、郁弥くんに甘えてメニューを見るけど、メニューに書かれているのは聞いた事のない料理ばかりで、注文が決まらない。