いきなりだか、可憐ちゃんのお母さんが僕に会いたいと言ったらしい。

 これは、チャンスだと思った。

 可憐ちゃんの両親に認めて貰えば、可憐ちゃんと結婚する事が出来ると思ったからだ。

 僕は、恋人の枠で収まる気はない。

 一生一緒にいたいから、もちろん結婚する気でいた。

 可憐ちゃんがどう思っているかは、分からないけど。

 放課後になり、可憐ちゃんの家へと向かった。

 もちろん、菓子折りを忘れずに。

 いつもは、緊張なんてしない僕だけど、今回ばかりは流石に緊張してしまう。

 可憐ちゃんに、バレないように深呼吸して家にお邪魔する。

 可憐ちゃんのお母さんへと第一位印象は、悪くないようで安心する。

 可憐ちゃんのお母さんが可憐ちゃんを僕のお嫁さんにって話になって、心の中でガッツポーズをした。

 可憐ちゃんは、驚いたようだったけど僕と同じ気持ちらしくて、嬉しい。

 あぁ…。早く可憐ちゃんと結婚したいな。