キス魔なカレシ。

 その後、可憐ちゃんと会う事もなく夏休みが終わってしまった。

 押して駄目なら、引いてみる作戦でキスを控えてみた。

 この変化に可憐ちゃんは、疑問に思って僕の事だけ考えるように仕向けた。

 けど、まさかこんな事になるとは、思わなかった。

 隣のクラスの女子に告白をされて、僕は丁重に断ったけど、彼女は一瞬の隙をついてキスをしてきた。

 その場面を可憐ちゃんに、見られてしまった。

 慌てて、弁解しようとしたけれど可憐ちゃんは走って行ってしまった。

 女子の乱暴に退かすと、可憐ちゃんの後を追う。

 これで、可憐ちゃんに嫌われてしまったら、僕はあの女子を一生許さない。