キス魔なカレシ。

 夏休みが終盤に差し掛かった頃。

 可憐ちゃんと、お祭りに行く事になった。

 可憐ちゃんの浴衣姿に、ドキッとしてしまった。

 迷子にならないように手を繋いで、人混みの中を歩いて回る。

 本当は人混みは、嫌いだけど可憐ちゃんがいるなら、話は別。

 花火の時間になって、可憐ちゃんに案内されて静かな場所へと来た。

 そして、花火か打ち上がる。

 花火を見て、綺麗だという可憐ちゃんの横顔がとても綺麗で今日、伝えたかった事を言おうとしたら、可憐ちゃんは、走って逃げてしまった。

 どうして?可憐ちゃんだって僕が好きなはずなに…。

 僕は、可笑しくなるくらい可憐ちゃんが好き。

 その後も、メッセージを送ってみるけれど、返信はなかった。

 逃がさない。

 僕をこんなにも、狂わせたのは可憐ちゃんなのに。

 逃げることなんて、許さないから。