キス魔なカレシ。

 可憐ちゃんが知らない男子に連れていかれた。

 慌てて、後を追うとやっぱり告白だった。

 何で?可憐ちゃんは僕の運命で僕のモノなのに…!

 怒りで、自分を抑えられず男子を殴りたくなったのを理性で抑える。

 僕は、乱暴に可憐ちゃんの腕を掴んでその場を離れる。

 一秒たりとも、男子と可憐ちゃんが一緒にいる所を見たくなかったからだ。

 階段の踊り場について、どう返事をするのかと聞くとどうやら、断る予定だったようで安心する。

 もし、OKしていたら…。

 想像しただけで、頭が可笑しくなりそうだ。

 ここが、廊下の踊り場だという事も忘れて、強引に肩を掴んでキスをした。

 ごめんね。今の僕に優しいくする余裕なんてないんだ。