キス魔なカレシ。

 放課後になって、可憐ちゃんとを呼び止める。

 誰もいない事を確認して「キスしたい」とおねだりしてみる。

 可憐ちゃんは、朝もしたのに今もしたいと言う僕に驚いたようだったけど、僕はなるべく優しい声で言うと顔をトロンとして、承諾してくれた。

 可憐ちゃんの柔らかい頬に傷を付けないように、優しい触れる。

 そして、キスをした。

 でも、一回だけじゃ足りなくて、何度も何度も角度を変えてキスをする。

 やっぱり、いちごの甘い味がした。