がいるから」

それを聞いて、ブワッと顔が熱くなる。

「そ、そっか…た、確かに...」

私は亮くんの家にすることにした。

「あ、あの、亮くん…、明日、その、お友達と帰ることにしたの。だから、明日は迎えに来てくれなくて大丈夫」

亮くんはポカンとした顔をした。

「え?誰?友達とって、いつもの子?」

「う、うん。あと、その子のお姉ちゃんも来るって」

「お姉さん?」

どうしたんだろう?亮くん、なんだか変。