、怖くないよっ」

「っ…………、うん、俺もだよ、まなかのこと大好き」

亮くん…。

「じゃぁ、大したことじゃないし、話そうか」

……いいのかな?

「無理はしないでね?」

「ふふっ、まなかは優しいね。大丈夫だよ」

そうなのかな?
亮くんがそういうなら、いっか。

「あのね、俺の家は、ロス…―ロサンゼルスに本社を置く、ちょっと企業を成功させたところなんだけどね」