なぜ謝るのか…、いやいや、その前に誤解がいくつかある。

今にも泣き出してしまいそうなまなかに、俺は驚きながら聞く。

「いやっ、ちょっと待って、まなか。俺、まなかのこと子供だなんて思ったことないよ?」

まなかはその言葉が信じられないと言う様子で、大きい瞳をさらに大きく開いた。

「……え?だって、亮くん…」

「……確かに俺はまなかより、5歳歳上だけど、まなかのことはずっと1人の女性としてしか見てない」

素直な言葉だった。

まなかが素敵な女性過ぎて日々困っていたくらいだ。