まずはソファーに座ってもらって飲み物を―とおもっていたのだが、本当に俺には余裕がない。

俺は家にはいると、ソファーに座らせて単刀直入に話した。

「まなか、まなかがいってたことって本当なの?」

「っ……!」

まなかは苦しそうな顔を一瞬見せてコクりと頷いた。

「亮くんからしたら、ただの幼馴染みに過ぎなくて、子供で...、恋愛対象になんてならないのかもしれないけど、私はずっと、本当は亮くんが好きだったの……ごめんなさい……」