また元気っ子の声が聞こえてくる。 『きゃああぁぁぁああ!ほらほら!来たよ!』 『え、亮くん?なんで、ここに…』 !!!! 「まなか!良かった!無事なんだね」 『う…うん…』 気まずそうにしている様子のまなかにどんどん期待がふくらむ。 あぁ、耐えられない、余裕なんてないっっ 「悪い、まなかのことありがとう。まなか、帰ろう。出ておいで?」 優しい声色でまなかをインターホン越しによぶ。