俺は家業を継がないのは、まながいるからだし、そんな話されたって困るだろう。

だから、まなに、俺の両親のことは黙っている。

だから、車をよぶのは、校門から少し先の方に進んだらだ。

もう車は呼んだので、俺は今日の予定に目を通しておいた。

俺のではなく、まなの。

まなの予定は絶対に把握しておきたい。

一緒にいられないし、恋人ではなく、幼馴染みなんかじゃ堂々と隣にも立っていられない。

なのに、まなの1日の流れも知らずに自分の1日を送れるかと言ったら否だ。