そう伝えようとしたのに、まなは、逃げるように手を振って、学校に入っていってしまった。

困ったなぁ…。

さて、俺も大学行くか…、と言うことで、俺はとりあえず、車をよぶ。

俺の両親は少し業界の御偉いさんだったりする。

俺は多分家を継がないけど、今一人暮らしできているのもそのお陰。

両親は弟に家を継がせるため、二人ともにロスの本社の方にいるとか。

でも、こっちに残った俺が心配なのか、金は惜しみ無く用意されているし、通学にも、車を呼んで良い。

まなにそんなことは言ったことないけれど。