か用意してくれていたらしいのに、時間は大丈夫だろうか?

「よく眠れた?大丈夫だよ。予定は全部、午後でお昼過ぎからだから。それまでは、まなかと家でゆっくりしてたいと思って、何も予定いれてないから」

亮くんは優しく微笑んでそう言った。

どこまでもかっこいい…、ていうか、どこまで先回りして考えてるんだろうなぁ。
私は本当にこの人の彼女になれるなんて幸せ者だなぁ。

「亮くん、ありがとうっ!大好き!」

私は嬉しさのあまり亮くんにくっつく、額を亮くんの胸に当てた。

本当にずっとこうしてたい、ここまま時が止まれば良いのに…。