ているので、割りきれなくても、理解はできるつもりだったけれど、杞憂だったらしい。

「もちろんだよ」

亮くんは私と目を合わせた。

「明後日1日、俺に全部くれる?」

私は亮くんの言葉に目を輝かせた。

今から楽しみだなぁ。

「うんっ!」

「良かった、ふふっ」

亮くんは優しく微笑んでくれた。


楽しみに待っていると、あっという間に当日になった。