りぃなんていう妄想が吹き飛ばされた。
亮くんは私を本当に大切にしてくれていたようで、なんと、遠いところまで、実家……私の家のとなりから通っていたらしい。
私も同じ大学に、通学することになり、通学が大変だからと知らない間に、私の部屋を近くに用意してくれたのだけれど、私専用なんて申し訳ないし、寂しかったので、一緒に住みたいと、わがままを言ったところ、ずいぶん苦そうにしていた、なんかこう……「理性がもつか?まなかに手を出して嫌われたりしたら生きていけないぞ?」…みたいなことをたくさんボソボソ言っていた。
だけれど、必死にお願いし続けると、承諾してくれた。
困らせてしまって申しわけなかったけれど、内心とても嬉しかった。
亮くんが、「まなかが同じ空間にいるだけで幸せだ
亮くんは私を本当に大切にしてくれていたようで、なんと、遠いところまで、実家……私の家のとなりから通っていたらしい。
私も同じ大学に、通学することになり、通学が大変だからと知らない間に、私の部屋を近くに用意してくれたのだけれど、私専用なんて申し訳ないし、寂しかったので、一緒に住みたいと、わがままを言ったところ、ずいぶん苦そうにしていた、なんかこう……「理性がもつか?まなかに手を出して嫌われたりしたら生きていけないぞ?」…みたいなことをたくさんボソボソ言っていた。
だけれど、必死にお願いし続けると、承諾してくれた。
困らせてしまって申しわけなかったけれど、内心とても嬉しかった。
亮くんが、「まなかが同じ空間にいるだけで幸せだ

