朝謝って、どうして男と居たのか聞けば良い、そんな甘い考えをしていた俺は、まなかが、どれだけ俺の言葉に傷付いていたのか気付けていなかった。
翌日まなかは、熱を出して、玄関から出てこなかった。
まなかのお母さんから、熱を出したと聞いたときは、血の気が引いた。
その時はただ、心配だった。
けれど、まなかに連絡しても返信はなかった。
俺があんな態度を取ったから、怒っているのかもしれない…、あたりまえだ。
まなかは、やっと返事をくれて、とりあえず文字は打てていることにホッとしたけれど、まなかから返ってきたものは、文字越しでも分かるほど、悟

